直ぐにその志賀島に繋がる砂嘴、海の中道上空に到達。
ただし、どう見ても砂嘴とか言う規模ではなく、普通に半島ですが…。一帯は福岡市民の憩いの場である公園&リゾート施設になってるようです。ちなみに先端にはゴルフ場があるんですが、こんな海の真ん中にゴルフ場造っても、風の影響で球は真っすぐ飛ばない気がするんですが…。

以下、余談。
日本最高峰のSF(Sea Fiction)漫画、安永航一郎先生による「海底人類アンチョビー」のラストで、主人公とママン(王妃)と隊長と忍者とアンチョビー人タクシー運転手が走っていたのがちょうどこの真下当たりとなります。ちなみに主人公の父であるアンチョビー皇帝とカランバ共和国指導者タタラガワが対決した多々良川財団本部のモデルとなったのが、あの池の向こう側にある「海の中道ホテル」でした(現在はザ・ルイガンズ. スパ アンド リゾート 福岡という日本有数の頭の悪そうなカタカナ施設になっている。ちなみに私の知る限り、この地球上の主要言語にLUIGANSなる単語は存在しない)。

さらについでに、この砂嘴の向こう、画面左上に浮いてるのが能古島です。カランバ帝国(多々良川財団)が旧ソ連の原子力人工衛星スパーシーボを墜とす事で、人類史上最強のがっちん漁法を強行、その水中衝撃波で博多湾海底に潜む自走式水陸両用兵器、モリアワセ要塞を粉砕するのに利用しようとした島ですな。まあ、インド行きの時も見ているんですが、こうして至近距離で見ると改めて感動です。帰ったら久しぶりにアンチョビーを読み直そうと思う。



でもって対岸の福岡市中心部が見えて来る。あれ、こっちは普通に曇ってますな。やはり現実は厳しいのか。



博多の港湾地帯を突破。画面中央付近に見える赤い塔が博多ポートタワー。すなわち「海底人類アンチョビー」の最後の決戦で、モリアワセ要塞が上陸した地点です。ちなみに直前の描写では福岡ドーム沖に浮上したんですが、なぜか次のコマではここに移動してます。政治的な配慮か、ドーム周辺の絵を描くのが面倒だったのかは不明ですが。



そして無事着陸。噂には聞いてましたが、ホントに市街地が空港直前にまで迫ってるんですね、ここ。



搭乗橋に向かう途中、空港ビルの屋上に見学施設らしきものが。ええ、この至近距離で見れるのか。今日は急ぐので無理だけど、最終日にはちょっと見学に来ようと思う。

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