船が水位調整プールに入るとここも後方の水門が閉まります。クー、ワクワクが雪道でしかもブレーキが壊れた状態で止まらないぜ。そして今回の脳内テーマ曲はウルトラホーク発進シーンのアレ。



その横にあった水位の目安表示。現在の水面が旧中川から小名木川東部にかけての水面の高さですから、御覧のように平均的な干潮の水面高よりかなり低いのです。ただし先にも説明したように本日は満月後の干潮ですから、もう少し海水面は低く、最終的にあの0.0の位置からメモリ一つ下辺りまで、数十pの上昇で済みました。

でもって左側の梯子、これ誰か船をぶつけてるよね…。干潮で無いと、あの辺りまで水位を上げるのか。



その横の梯子にはゴイサギの幼鳥だと思われる個体が。君は夜行性じゃん、と思ったのですが、ひょっとしてここで寝てたのを我々が邪魔してしまった?しかしいつもながら君たちは片足で器用に寝るね。注水で沈まないかと心配したのですが、御覧のように余裕で大丈夫なのでした。若造と思うな、奴はベテランだぞ。



今回の通過時間は約10分ほど。干潮のため短時間だったと思われます。ちなみに荒川の水が入って来たとたん、泥水で一気にプール内の水の色が変わって驚く。前日、上流が雨だったからでしょう、とすぅさんに教わる。こんなに水の色って川によって違うのか。
 


水門が開き、青信号になった所で荒川に出ます。ホントに凄い水の色で、バンコクのチャオプラヤー川を少し思いだす。



というわけで、日本最大の人工河川、かつての荒川放水路に出ました。まだ干潮時なので河岸が一部むき出しになって見えてます。ちなみになにせ人力で掘ったので最低限の深さしか無く、川幅の割には水深が浅い川となっています。という感じで、今回はここまで。

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