その先で総武線の高架下を潜る。この一帯の風景が個人的には大好きです。 正面に見えて来たのは昌平橋。 都心でも最も早く鉄筋コンクリート造りにされたものの一つで、1923(大正12)年4月に完成。すなわち関東大震災の5か月前にすでに架かっていたのですが、被害らしい被害も無く未だに現役です。すなわち都内でも貴重な震災前の橋の一つです。 ちなみにここから左(北)に向かって20分ほどで不忍池、右(南)に30分歩くと東京駅丸の内口前。 その次の橋が秋葉原の南の入り口、万世(まんせい)橋。 こちらは震災後の復興建築ながら1930(昭和5)年とかなり遅い時期に架けられてます。右手のレンガ造りの建物が旧万世橋駅で、その遺構の一部を現在は見学可能。かつての交通博物館跡地でもあります。いい施設だったんですけどね。その後継施設である大宮の鉄道博物館は個人的には二度と行く気がしません。 余談ですが左手に見えてる秋葉原駅横のパチンコ屋ビッグアップル、これは元々ラオックスのMac専門館だった建物で、そのダジャレでビッグ アップル?と思ってるんですが、確証は無し。でもなんでニューヨークなの、それとも純粋に巨大な誘惑の意味?パチンコ屋だけに。 |