ここからは8秒目以降、最大倍率で撮影された画像を見て行きます。

ただしiphoneの場合、キチンとした光学ズームは2倍までしか無いはずで、その先の拡大は画像補正技術で引き延ばした「補正画像」となります。しかもとにかく見栄えのいい写真になるよう無茶苦茶な画像処理を内部でやってしまうので(一見すると下手なデジカメの画像よりまともに見えるがよく見ると誤魔化しに近い)、やや不安が残る部分はあります。それでもいろいろ興味深い画像となってるのも事実であり、とりあえずそれらを確認してゆきます。

まずは連続した三コマの画像を取り出してみましょう。







それぞれの形状が全く異なり、色も次々と変わっているのが見て取れると思います。ちなみに見やすいように三枚目は明度を上げる処理をしており、実際はもっと暗い画像です。すなわち大きさ、形状に加えて明るさまで変わってますが、これらは秒間24コマ撮影の連続したコマなのです。それでいて各コマの画像には全く連続性が見られず、この変形の間に相当な取りこぼしがあると思われます。すなわち約0.04秒と言う人間には認識できない速度でもその変形は全く捉えることができない、さらに色と光量までも同じ高速度で変えている、という事です。…ね、異常でしょ(笑)。

さらに厳密に考えるなら高速で活動する物体に発生するはずの撮影時のブレがほとんど見えません。すなわち水銀や粘土などのように滑らかに変形していない、いきなりこの形になっている可能性があるのです。つまり関数グラフのような滑かな変化ではなく、乱数の出現のような物理現象である可能性が高いです。…自分で書いておいてなんですが、なんだそりゃ。動画撮影は時間の微分であり、再生はその積分である、という説明すら成り立たないのです、この物体。

そしてこれだけの変形をする以上、金属や硬度の高い無機物ではないでしょう。砂か密度の高い気体のような無機物が何かの核を中心に形状を維持しいている、あるいは有機物、さらには生物である、という可能性が高いと考えます。

実際、ハチドリなどは秒間50回以上羽ばたいており、生物に不可能な速さでは無いかもしれません。ただしこの物体の場合、羽のように一部を動かしてるのではなく、全体を高速で変形させ、発光量も変えているのです。水中生物は判りませんが、地上で生活する生物にこんなモノは存在しません。残念ながら大きさが判らないのでそれに必要なエネルギー量などは推定できませんが、常識的にはあり得ないでしょう。さらに言えば、よく見るとガス状のものを巻き散らしてるようにも見えます。ここまで来ると水生生物でも近似したものは無いでしょう。じゃあこれは何なの?と聞かれれば、判らんとしか言いようがないのです。そもそも異常過ぎて忘れがちですが、空中に浮きながらフラフラと飛び回ってるんですよ(笑)。

大丈夫、私は正気です。さらに言えば、この物体の異常さはこの程度、序の口です。



ここからも連続したコマ、1/24秒ごとの変化です。まずは青く発光した状態で下側に一つ穴が空きました。



1/24秒後には早くも色が赤っぽい発光に代わり、さらに穴の位置も上に移動し二つに増えてます。何かこちらを見ている顔のようにも見えますが、それは恣意的に受け取り過ぎでしょう。普通に単に偶然としてこういう形状になった、と判断しておきます。



さらに1/24秒後、もう一度色が変わり穴の位置も移動したように見えます。ただし穴の位置関係が変です。二つの穴は上の写真ではもっと近くにあります。

ちなみに動画を拡大して見ると、高速で全体がウネウネと蠢いており、回転しているような印象も受けます。ただし、この辺りに関しては断言できるほどの情報が無い、とだけ述べるに留めましょう。何しろすでに私の精神の遥か先を飛んでいってしまってる物体なので、迂闊な推測は一切なしで、事実関係だけの確認だけにします。



その1/24秒後、いきなり暗くなります。動画だと真っ暗に見えますが、実際は僅かに光を残してます。そして画像処理で明度を上げて画面を明るくするとさらに驚くことになります。



これが上の画像を明るくした状態。…なんだこれ。これまでの形状とは全く異なる、まるでガスマスクのような物体になっています。繰り返しますが、これが夜の空中に浮いてるんですよ。この星で50年以上生きてきましたが、こんなモノを私は見たことがありませぬ。



そのさらに1/24秒後。これも動画だと真っ暗に見えますが、実際はうっすらと何かが見えてます。これも明るくしてみましょう。



…なんじゃこりゃ。



その1/24秒後。再び明るくなり、凸型の形状に復活します。当然のごとく、また色が違いますね。 よく見れば左側に小さな穴があるようにも見えます。

もう説明するまでも無いと思いますが、この「何か」には日常的、さらに科学的な常識は通用しないと断言していいと思われます。この点に関してはもう少し追及して置きたいのですが、かなり長くなりそうなので、一度ここまでとし、残りは次回としましょう。 西表島から世界は静かに変わるのかもしれませぬ。

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