さて、ペロ君、今回は西表島で見た動物注意、特にイリオモテヤマネコ注意の看板についてだ。

「ネコかあ」

そこはピカリャーの島だからね。



まずは全国で見かける動物注意の看板。一番多いのは鹿マークだが、意外に各地でいろんな意匠がある。狸、イノシシは既に見たことがあったが、そこは西表島、看板の絵はイリオモテヤマネコ、ピカリャーだった。

「ネコかあ」

ただしあまり絵は上手く無くて、遠目にはハクビシンに見えた。まあ、西表島にハクビシンは居ないので、直ぐにピカリャーだと気が付いたが。

「居ないの、ハクビシン」

とりあえず、現在は確認されてないようだ。お隣の台湾には居るんだけどね。



でもってこちら。より精密な描写となったピカリャー。

「飛び出すんだ」

飛び出するらしい。実際、現地の人から夕方以降はイリオモテヤマネコを轢かないよう、時速30km位で走った方がいい、と言われたし、私も道路際で親子を見かけたしね。ちなみに現地の人は用心しながら走るし、そもそもイリオモテヤマネコが活動する時間にほとんど外出しないので、事故のほとんどは観光客によるらしい。

「へー」

ついでにイリオモテヤマネコを轢いてしまった場合は警察に連絡し、現場検証を受けなければならないそうな。



でもってこちらは比較的新しいと思われる看板。絵が可愛くなってる。

「こんなに種類があるんだ」

あるんだよ。それだけ熱心に保護されてる、というのと同時に、これで一定の雇用が地元にもたらされているのかなあ、とも思った。

「なるほど」



最後はこれ。地元の小学校の子供たちによる看板。

「あらゆる意味で可愛いね」

その通りで、これは気を付けねばなるまいと思ったよ。といった感じで今回はここまでだ。

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