その橋を渡りながら、見たまえ、この防御ネットの数を。まるで何かに怯えてるようだと思わんかね、などと芝居がかったセリフを述べながら振り返ると、地雷映画男は橋に一歩も踏み込まないまま熱心にスマホを見てました。君はスマホを見て無いと死んじゃう病なのかね、と思う。…このまま置いて行く事に決定。



その先にも道はあるのですが、整備されてる、とは言い難いものでした。それでも我々は進むのだ。意味はないけど。むしろ完全に無意味だけど。



その先にあった謎の空き地。何かを造ろうとしたんだけど予算不足で挫折した跡のようでした。こういった更地は痛々しくて見るのは嫌いですが、西表の植生ならあと5年も経たずにジャンゴーに飲まれてしまうでしょう。



その先の謎の石造物。奥にあるのは石敢當かと思ったら「森林浴遊歩道」という表示でした。…何かをやろうとして挫折した感、ひしひしと感じるぞ、この未整備の遊歩道。



道は奥へと続きますが、よく言えば自然派、正直に言えば未整備でホッタラカシです。

NEXT