定時に同時一斉出撃となります、牛車渡海部隊。なんかカッコいいな。 おとなりは女学生さんらしき団体さんでした。ほかの車も若者だらけで、海外に行けない現在、日本の最果てに来る修学旅行生が多いのでしょうかね。 ついで言うと、今回の牛さん、かなりノンビリしており、各車一斉にスタートというか先頭で出撃したのに、速攻で他車にぶっちぎられてしまいました。今回は石垣からのフェリーと言い、俺の人生のように負けてばかりではないかと思う。まあ牛車で急いでもたかが知れてるので問題無いですが。 ちなみに御者席の後ろにあったライフルケースらしき箱。 てっきり北朝鮮や中国のスパイを発見次第にこれで撃つんだろうと思ってたんですが、中に入ってるのは沖縄の三味線、三線である事が後に判明、御者の人が途中で一曲歌ってくれました。ちなみに歌は「島唄」。 南米の皆さんが世界中で演奏してる「コンドルは飛んで行く」が実は20世紀にペルーのロブレスが作曲したオペラの曲であるように、「島唄」も海の無い山梨県出身のTHE BOOMの宮沢さんの曲ですが、いつの間にか沖縄を象徴する曲になってしまいました。発表当時の沖縄の皆さんは結構批判的だったように記憶しますが、今では完全に沖縄の主題歌になっております。 さらに情け容赦なく我が牛車をぶち抜いてゆくライバルの向こうに、本島から撤退して来る部隊が見えてます。 |