港を出ると、船長、島で何かやらかしたのかってなくらいに、急加速します。よって甲板上で受ける風はかなり強いです。計測はしてませんが、風からして恐らく30ノット(時速54q)以上は出ていたと思われ、これなら中華の国の潜水艦から魚雷攻撃を受けても安心だと思う。日本の最南端地区のフェリーはいろいろ大変だと思う。



竹富島が後方に流れてゆきます。ホントに平らだな、これ。奥に見えてるのは石垣島。



徐々に西表島が近づいてきます。手前に見えてるのも、奥の山地もどちらも西表島。右手に浮いてる小さな島は小浜島。この一帯は西表島と石垣島を除くと小さな、平べったい島だらけなのです。そしてほとんどの島に人が住んでいます。



でもってふと後方を見ると、この船を超える速度で突っ込んで来る高速艇が、名も知らぬおば様方の向こうに見える。



間もなく横に並び、しばらく並走します。

NEXT