さて、オマケ編も最終回なわけだが、今回は静かに滅びつつあった新世界で見た、最後の大阪魂特集だ。 「はあ、さいで」 まずは、未だに新世界で頑張ってる映画館、「洋画の新世界国際劇場」の看板だ。 ある意味大阪名物の一つで、未だ健在だったのが嬉しかった。ここは名画座、ちょっと古い映画を三本立てにして安い料金で上映する劇場で、今では東京でもほとんど無くなってしまったモノ。ついでに奥は成人向け劇場になっていて、これも今や日本全国で少数派だろう。ちなみに、そちらはある筋で別の意味で全国的に有名なんだけど、ここでは触れぬ。 「はあ、さいで」 とりあえず、その看板を実際に見て行こう。 「…あ、なんか観たくなってきた」 でしょ。全く知らない映画だし、私は興味も無かったんだけど、ちょっと興味が出て来た。時間が無いから、当然、立ち寄れなかったけど。 で、こちらは次回上映の紹介。これも凄い。 「いや、これちょっと見事だね」 うん、冗談抜きで上手いと思う。ちなみに上にちょっとだけ見えてる青い看板には巨大な白抜き文字で「新学期、希望に満ちた人達へ…絶望! 反逆狂人闘争集!」の文字が。 「…なんか幸せな新入生に恨みがあるの?」 そこら辺りは謎としておこう。 でもって、こちらは通天閣本通りにあったゲームセンター。東京だと秋葉原とかにあるタイプのレトロゲーセンだけど、大阪では新世界にあった。まあ、日本橋からも歩ける距離なんだけど。 「ゲーセ“ソ”に見えるんだけど」 それ、判る人には判るけど、おそらく狙ってやってると思う。そういった意味でもちょっと嬉しかった。まあ、これも立ち寄る時間が無かったんだけど。 そして1990年代のゲーセンを知る人には懐かしいオール50円の表示。 「しかも修羅の国」 実際、ヴァンパイアハンターとかを25年近くやってる人間とかが実在してるのよ。この人達はもう完全に異世界の人と言って良く、当時の最高レベルの対戦を見て来た私なんかでも、相手が何やってるのか全く判らん間に瞬殺されるからなあ。そういった連中が出入りするならまさに修羅の国だろう。 「そしてシューティング地獄」 完、の字が気になるが、これも時間があれば見て来たかった。次の大阪訪問まで、なんとか頑張って欲しいと思っております。と言う感じで、関西編のオマケもここまでだ 「なるほど」 |