というわけで、関西の彫刻を見るオマケ編、最終回だよ。

「えらく久しぶりじゃん、このネタ」

まあね。ちなみに次回に訪問する、天王寺公園にあったものだ。まずはこれ。

「えーと、とりあえずどういった状況?」

普通に考えれば、子熊の師匠に縦笛を聞いてらもらった男の子がダメだしを受け、ショックで笛を捨てちゃうのを狙ってるウサギと、シカの体を乗っ取って状況を見守るアンドロメダ鳩だろうな。

「あんたの普通が判らんよ。というか、チャルメラじゃないの、これ」

言われてみれば確かに。となると1954年の冬の朝鮮戦線で夜間突撃を命じる中国共産党の政治将校と、あまりの疲労にこれを拒否する動物さん部隊と言う可能性もあるな。…すると、パンダ?

「さあね」



お次はこれ。同じく天王寺公園にあった銅像だ。

「誰?」

御覧のように台座に何の説明も無いので全く判らない。像の裏に何かの碑文があるんだけど花壇で近づかけない。よって不明だ。

「なんか独特な色だけど」

これも判らん。金色に塗って退色したようにも見えるけど、まさかそれは無いだろう。それでもこんな色の銅像、他で見たことが無い。ついでに言うなら銅像そのものより、無駄に広い周囲の展示空間の方が場所を取っていた。そこまでして展示するなら名前くらい付けりゃいいのに、と思う。

「さいですか」

もしかしたら、大阪の人には説明不要なくらい有名な阪神タイガースの選手か、ヨシモトの芸人さんかもしれん。

「さいですか」

という感じで、今回はここまでだ。

「さいですか」

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