さて、今回のオマケ編の内容はこれだよ、ペロ君。



「ハイキング道出入口?ハーブ園で?」

まあ、そうなんだけど、問題はそっちじゃなくてその下。イノシシ対策のため、扉は閉めてください、との一文だ。前回、仙台の旅ではクマに注意の警告に出会いまくったのだが、今回はイノシシだったのさ。

ちなみに、さらに脱線すると、その下の英文にもちょっと注目だ。なんか妙な直訳英語なんだよね、これ。

まず、From coming insideって英文は初めて見た。慣用表現でFromを使う例があるのかとも思ったが、帰宅後に調べて見た限りではそんな文例は見つからなかったし Coming inside ってのは、ちょっと当サイトでは和訳できないくらい、すなわちハーブガーデンの品位が疑われる級の卑猥な意味にも取れちゃうんだけど…。余計なこと書かないで、単純にKeep this door closed だけで問題無いだろうに…。

さらに言うなら、Entrance/Exit、恐らく出入口を直訳しちゃったんだろうけど、そんな英語聞いたことないし、個にして全、始まりにして終わり、猫派の犬好きみたいな、この人は一体全体何言ってるんだろう、という禅問答的な表示になってしまってる。
普通ににGateway と書くだけでいいと思うし、もう少し親切にしてもEntrance to hiking trail じゃないかなあ。さらに言えば、Push the door とくれば、普通はPush the door open、あるいは Push open the door だと思うんだけど。

私みたいな幼稚園レベルの英語しか判らん人間から見ても、だいぶ変な英語の羅列なんだよ、これ。あと、ここまで日本語の直訳に引きずられていながら、Pleaseが一切無いのも気になるな。さすがにこれはカッコつけただけのお馬鹿さんのオシャレ英語では無いだろうから、何とかした方がいい気がするよ。

「さいですか。で、そんなにイノシシが多かったの?」



まあ、実際には一度も出会わなかったんだけど、多いらしい。ノラネコの不妊手術奨励看板の横にも警告があった。

「ノラネコの出現地区と重なるんだ…」

重なるんだろな。これだけ市内に山地が迫ってるといろいろあるんだね、と思った。



実際、ハーブ園を出た後、ちょっとした山歩きをしたんだけど、途中で見かけたこの穴、イノシシが掘ったものにも見える。少なくとも人間がこんな所でこんな穴を掘る理由は無いだろう。

「本物?」

それは判らない。私は実際にイノシシを見たことがないので、どんなとこに住んでるのかよく知らんのだ。

「あれま」

ちなみにサル、シカ、ライチョウ、ツキノワグマは山登りの現役時代に一通り出会ったよ。

「クマも?」

登山道で、目の前の笹やぶを左右に横切られた事がある。10m前後前だったと思うが、その前を歩いてた学生さんのグループは全く気が付いて無かった。あれ以来、音がしたら必ず振り向いて確かめる癖が付いたんだよ。後ろから襲われたらツキノワグマ相手でもどうしようないからね。

「あれま」

というわけで、今回はここまでだ。

「あれま」


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