どんどん眺めが良くなってきます。大阪方面を見てるのですが、ちょっとガスが多くて眺望はイマイチ。 手前の山頂部にあるオレンジ色の屋根のある建物などは個人宅のようで、凄い場所に住んでるなと思う。ついでにあの建物下を地下鉄が走ってます(笑)。この路線、約5qの山間部をぶち抜いて六甲山系の北側盆地に広がる住宅地に繋がってます。 鉄道トンネルではなく、純粋に地下鉄として山脈をぶち抜ているってのは、私の知る限り世界中でここだけのような気がしますが… どんどん山の中に入って行きます。そして繰り返しますが、このちょっと先の山の真下を地下鉄が走ってます、はい。 途中で左手に見えて来るのが神戸の古くからの水源地の一つ、明治期に造られた布引貯水池。 神戸の水は旨い伝説の基になった場所です。その貯水池を支えてるのが手前に見えてる布引五本松堰堤。 堰堤(えんてい)とはダムの事で、1900年(明治33年)に完成した日本最古のコンクリート製のダムです。水道ダムとしても長崎の本河内ダム(高部の方)に次いで二番目に古く、しかも本河内高部ダムは現在、埋め立てられてしまったはずなので、現役の水道ダムとしては最古のモノのだと思われます。当然、後ほど、これも見に行きます。 でもってこのロープウェイも台湾の猫空のように途中駅があります。降車のため減速して、前のゴンドラとの距離が詰まるのも一緒です。 うーむ楽しいぞ。ワクワクするぞ。 |