ついでにホームがアメリカ東部、台北、パリとった海外風な構造なのも謎です。すなわち二階建て構造の巨大なトンネルを掘ってしまい、そこにホームから線路から全てその中に入れるもの。

ワシントンDCとか台北とか、これは戦時にシェルターにする気ですな、という街なら判るんですが(パリの地下鉄の場合、理由が判らん&国境線のすぐ南にあるソウルの地下鉄は日本と変わらんのも謎だけど)、大阪でこの構造を採用する利点がよく判らず。東京と一戦交える時への備えでしょうか…。全体的に日本の地下鉄離れした駅でした、梅田。

とりあえずここで神戸に向かう阪神電車に乗り換えです。



でもって改札を出た瞬間、そうだ私は梅田の地下街で死ぬほど迷ってきた男なのだ、と思い出す。

若いころは年に数回は仕事で大阪にやって来て、ここで地下鉄に乗り換えたのですが、なぜか毎回迷ったのです。自分で言うのもなんですが、方向性への勘みたいなのは悪くない方なので、なぜここまで迷うのか謎でした。同行した連中は人に任せっぱなしの皆様方であり、私が迷うと自動的に全員が迷うという悲劇が待っており、毎回、ここでドタバタがあったのでした。

あまりの不思議さに、個人的には、何かの呪いが掛けられてるんじゃないかと疑っております。ついでに降りた瞬間、そうだ、阪神電車は難波からも乗れたのだ、と思い出し、自分の迂闊さに腹が立つ。

しかも工事中でなんか視界が悪いんですけど、参ったな、と思ったんですが…



目の前が乗り換え改札でした。やれ、助かった…。

ちなみにここで初めて梅田から姫路まで行けると知って関西の私鉄網はすげえな、と思う。



ホームは地下で、終端構造のもの。まあここから先への延長は困難ですから、当然の構造でしょう。



間もなくラッシュ時間なので、混むかな、と思ったんですが大阪から神戸方面の電車は意外に空いてました。まあ関西圏の通勤ラッシュを良く知らないので、どの程度上り下りで差があるのか判りませぬが。

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