しばらく歩き回ってみる。こういった入り組んだ細い路地の商店街、東京ではゴールデン街とか、北千住の飲み屋街とか、極めて特殊な場所でしかもう見れないですからとても楽しい。



そして日本橋五階百貨店が健在なのを知り、さらに驚愕する。いやはや、まだ生き残ってましたか。
ちなみにここは裏口でございます。



正面に回ってみました。おお、ほんとに五階百貨店、健在だ。ジャンク屋さんなどが入っていた怪しい商業施設だったのですが、半分以上のシャッターが閉まっており、さすがに厳しいのか、それとも業者向けの店も多いので、日曜休業だったのか、詳細は不明。

ちなみに五階は非公式なこの一帯の通称で、かつて東京浅草の高層施設、関東大震災で倒壊した十二階ビルの大阪版ともいえる五階建ての展望施設があったゆえの名前です。ただし、正式な町名ではなく、アメ横とか狸小路みたいな、一種の愛称のようです。



この五階周辺は昔からジャンク屋さん、中古家電屋さんが並ぶ一帯で、今でもその雰囲気を残してます。
秋葉のジャンク屋は平成の途中で完全に絶滅したので、こういった場所が残ってるだけでもちょっと楽しいですな。



一部で有名な三階建ての「五階ビル」(笑)。先にも述べたように、この五階は一帯の通称なので、深い意味はないのですけども。

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