でもって乗り込んでびっくり、この車両、都市型の窓下横並び座席ではなく、進行方向を向いた郊外型電車の座席配置なのです。一瞬、しまったダマされた、あの駅員も組織の一味であり、俺はまた和歌山に連れていかれるのか!おのれ卑劣だぞショッカー!と思ってしまったのですが、電車の外の行き先表示を再度確認しても、確かに環状線としか書いてない。

となると、こういったものなのだ、割り切るしかないでしょう。相変わらず不思議が満載だぜ、大阪環状線と思う。



でもって椅子に腰かけて出発を待っていると、後から乗って来た男性が、通路の向かい側のシートをガチャガチャやり始める。今度は何で俺をビビらすのだ、大阪環状線!と半ば泣きそうになりながら見てたら、そのままグルリと座席を180度反転させてしまう。ああ、何で座席が進行方向の反対側を向いてるんだろう、大阪のJRの電車は停車時のマイナスGが巨大で人間には耐えられないから?と思ってたんですが、セルフサービスなの、これ。

ワクワクが停まらないというか、あきらかにワクワクのブレーキが壊れてるだろ、環状線、と思う。



でもってふと向かい側を見ると、イタリアの配管工兄弟とキノコが跳ねてる柄の電車が停まってる。なぜ今更あの兄弟?と思ったら、USJにできた新しいアトラクション、スーパーニンテンドーワールドの宣伝らしい。



さて、間もなく鶴橋到着。
前回の訪問で初めて存在を知った迷宮商店街がある街ですが、JRで来たのは初めて。



でもって反対側のホームを見るとロッテリアが。
昔は駅のホームといえば立ち食いそばでしたが、最近はいろんな店が増えました。それでもロッテリアは初めて見ました。というか仙台の時も思ったのですが、ロッテリアが絶滅危惧種になってるのは首都圏でだけで、他の地区では意外にがんばってるのか。

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