どうやら無事、外に出れました。関空は鉄道の乗り換えが判りやすく、このまま真っすぐ進めば南海&JRの駅だったはず。



この広大な空間の先が出口です。
関空のターミナルは巨大な建物なんですが、展望施設などは無く、商業施設もほとんど無い、ここまで何もない巨大国際空港は世界的に見ても珍しいだろう、という存在です。なんでこんな構造にしちゃったんでしょうね。



出口を出て、真正面が鉄道駅。関空の場合はJRと南海が利用できるのですが、そういえば未だにJRを使ったことがありませぬ。



そこにあった南海電鉄が誇る魔法列車、ラピート號の広告。
日本は平和デース、とか日本的日常是平凡、好などと甘いこと考えて大阪に乗り込もうとする甘っちょろい外国人観光客に対する、南海電鉄からの警告、と考えるべきでしょう。お前らがこれから行く街は、こんな電車が街中を走り抜ける場所なんやで、と。

実際、大阪南部の、なんとういうか独特な地区をこの列車が走り去る光景は、鉄道が醸し出す最高の悪夢、という感じですからね…。

ついでにInexpensive access という英語は初めて見ましたけど、こういった言い回し、有りなんでしょうか。まあ安くは無いのでCheapは使えないものの、高くない、という妙な言い回しはどうかなあ。まあ、大阪らしい、といえば大阪らしい文句ですが。



切符売り場はそこそこ人が居ました。画面中央やや左に、超お得、と書かれているのは南海線から大阪の地下鉄への接続切符なんですが、140円、約1割ほどの割引に過ぎず、ちょっと言い過ぎではないかと思われます。いずれにせよ、今回の私の旅程では使えないのですが。

ちなみに時計を見れば判るように、現在8時半。この時間から行動開始にできるのが、この早朝便を選んだ理由の一つでした。

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