せっかくなので、その旧小樽倉庫の建物全景を。手前が北翼の建物で、看板が出てる場所が博物館の入り口。
その先でちょっと凹んでるのが例の赤煉瓦事務所のある場所で、その向こうが運河プラザが入ってる南翼の倉庫。



博物館別館は大きく二つに分かれ居て、一つは北海道の開拓史、次が先史時代と北海道の自然といった展示内容。
まずは北海道開拓使の展示室から見学開始ザマス。



この博物館が入ってる旧小樽倉庫の模型。次々に増築を重ねたそうですが、意外に整然とした構造の建物です。右側が現在見学中の北翼部分。そしてやっぱりこれ中国式だよなあ、と思う。



小樽は北海道の海の玄関にして金融街でしたが、同時にニシン漁の土地でもありました。漁で儲けた皆さんが建てたニシン御殿が市内に残って居て、本来は見学予定だったんですが、すでに時間が無く諦めております。

北海道のニシン漁は突然、魚が全然獲れなくなって壊滅するんですが、大正末期までと昭和12年以降の落差が凄いですね。このニシン枯渇には昔からいくつかの説があるんですが、今では決着ついたんですか。獲り過ぎたのは事実ですが、それにしては明治20年から30年以上、漁獲量が維持された理由が説明できないでしょうし。



かつての小樽の街並みを再現した展示。このオシャレな石畳、ホントに当時からあったのなら凄いな。

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