さて、その線路が終わる場所までやって来ました。この道路の向こうが旧手宮駅、すなわち今回の目的地ですが。



それ、押しちゃだめー!という感じのオブジェと、朴訥な感じの建物が。これが小樽市総合博物館ですかね。
思った以上に地味だなあ、と思ったんですが、実は裏口だった、というのが後で判明。



いい感じの建物ながら、さすがに博物館にしては小さすぎると思ったんですが、これは券売所兼休憩所でした。
何かの建物を再利用したものかと思ったんですが、そういった施設では無いようです。ちなみに入場料は400円でした。なぜか冬場は300円だそうで、雪で封鎖される部分とかあるんでしょうか。



入り口を入るとこんな光景が広がります。左手に見てるのがかつてのホームですかね。
屋外型の施設か、と思ったんですが、広大な敷地の中にこういった車両を展示してるだけではなく、奥に大型の屋内型の展示施設もある事を知る。

機関車が白いのはヒグマ対策の冬季迷彩かと思ったんですが、深い意味は無く、単にこの施設が保護用に適当な塗装をしてるみたいです。



現地の案内板。元が駅なので妙に細長い敷地に広がる施設となっています。左下が先ほど見た裏口で、右上が本館と正規の入り口。ちなみに良く見るとその右上に手宮洞窟保存館の字があります。

一部で知られる謎の切り欠きと言うか、岩盤に彫りこまれた文字というか絵がある場所ですが、今回は閉鎖中で入れず(コロナウィルスの密閉空間対策のため)。トホホ、と思ったんですが、後にそのレプリカを見る事ができました。その辺りはまた後で。



先ほどの券売所の裏には回転する男のロマン、ターンテーブルが。くう、回してええー、と思うが、当然、立ち入り禁止。
ちなみにこれは二号で、もう一台、未だに現役の一号があります。すなわち現在の日本で最もターンテーブルが生息している、ターンテーブルの聖域でございますな。回る、回るよテーブルは回る。

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