さて、今回は札幌の芸術についてだ。

「というと」

そう、日本の芸術的彫像を検討する会、北海道編だ。

「まあ、やると思ってました」



まずはこれ、札幌市資料館の前でパンツ一丁のままポーズ決めてるお姉さんの像。

「どういう状況?」

全く判らん。
ちなみに題名は「若い女の像」、なぜか英語版もあってそちらは「YOUNG WOMAN」と全て大文字で、「の像」部分がどっかに消えてた。というか、そのまんまじゃん。ロダンの「考える人」に「座ってホオづえしてるおっさん」と名づけるような感覚ですな。

「なんで?」

全く判らん。
ちなみに解説によるとジーンズを身に着けた女性像だそうだ。

「いや、パンイチでしょ、これ」

まあ、よく見ると膝にシワがあるので、たしかに何か履いてるんだけど、なんかお父さんのモモヒキだよな、これ。

「なんで?」

個人の推測なんだけど、最初は自称芸術家の皆さんが大好きな全裸像で制作してたら、さすがに全裸を大通り公園には…という事でパンツを履かせたんだけど、それでもまだ一部の人が納得せず、膝の部分にシワを寄せて、これはジーンズですとしたんじゃないかなあ。確証は無いんだけど。

「芸術に無理解な一般大衆との戦い?」

いや、そもそもこんな創意も工夫もない銅像を裸にしたところで何の意味があるのか判らんから、どっちもどっちだろう。迷惑だったのは必要も無いのに裸にされたモデルさんかな。

「だから泣いてるんだ」

いや、それは鳥のフン。



こちらは円山動物園前にあった、白鳥にチョークスリーパー決める北海道の子供像。

「なんで?」

さっぱり判らん。
でも人間と白鳥では頸動脈の位置が違うから、死んじゃうんじゃないかな、これ。ついでに言うと冬季迷彩だから、冬場に勝負するんだろう。

「なんで?」

さっぱり判らん。



こちらはススキノのビルの前にあった、雪で足が滑った人間像。

「…馴れてないから?」

まあ首都圏の人間とかは雪が積もってる中を歩く事はほとんどないので、こうなるよな。雪上歩行注意の看板も兼ねてるんだろう。

「さいですか」

というわけで今回はここまでだ。

「さいですか」

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