そこから見る琵琶湖。この辺りがほぼ北端部ですね。



で、反対側には琵琶湖の横にある小さな湖、余呉湖が見える。これまた美しい光景で、今度こそ真人間にな(以下略)。

いや、これほどの景勝地がなんでここまで知られて無いの、と思う。ちなみに画面奥の平地の上を北陸(北国)街道が走ってます。その左右にある山地にも両軍の砦がありました。



その余呉湖が見える場所になんだか案内板がある。なんだろう、と思ったらボランティアの方が賤ケ岳の合戦について解説してくれるのだとか。寄付金として200円ほどかかります、との話ですが、まあせっかく来たのだし、と思ってお願いする。

正直申し上げると、日本でもアメリカでもイギリスでもタイランドでも、こういった観光案内の皆さんのお話は、昨日ネットで20分だけ調べてきました、程度の話である事が多く(シカゴの産業科学博物館のUボート解説やってた若造は今思い出しても腹が立つ。ただしスミソニアンはホンモノな皆さんがやって来るので例外)、あまり期待してませんでした。直前にちょっとお話したら、地蔵山がどれかご存じ無かったし。

ところがドンスコイ、賤ケ岳の合戦に関してはベラボーに詳しい方で、少なくとも数少ないまともな資料、「天正記」と「豊鑑」は読んでると思われるし、さらに自分の脚で歩いていろいろ情報を集めておられ、いやはや勉強になりました。ありがとうございます。
世の中には凄い人がまだまだ居るなあ、と思ったのでした。

という感じで、今回はここまで。

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