さて、いよいよ琵琶湖岸の旅最終日、10月30日が始まります。最初にその行動予定を確認して置きましょう。 細く絞り込まれてる琵琶湖南部、その底の辺りに位置するのが大津で、言うまでもなく滋賀県の県庁所在地でございます。 現在の京都に平安京が築かれるまで、天皇の住む都は奈良地方を中心に何度も遷都されてますが、ここの大津にも667年から近江大津宮が5年ほど都が存在してました。そういった意味では京都よりさらに古い歴史を持つ土地です。ただしわずか5年の間でまた遷都となり、しかも以後はほとんど忘れ去られてしまったため古都という印象はほぼありませぬ。まあ、奈良だってせいぜい80年、その間に何度も遷都があり、今我々が見てるのはほぼ江戸期の、そして戦時下の空襲を生き残って古い町並みが生き残った結果の「古都」なんですが。 その大津のすぐ横にあるのが日本を代表する古刹の一つ、三井寺。まずはここを訪問、その後北上して坂本に出て、明智光秀の城だった坂本城跡を見学、そこから日本全国の日吉&日枝神社の総本山、日吉大社に向かい、最後はその山奥にある延暦寺を見て終了とする予定です。 ちなみに地図を見た段階でイヤな予感はしてたんですが、本日もまた高度差との戦いの観光となって行きます。寺社仏閣拝観の旅のはずなんですけどね…。ついでに平和な寺社仏閣拝観の旅に見えますが、これもまた戦国の旅であり、信ちゃん大暴れの道のりとなります。あと光秀さん。 最終日の朝も快晴でした。フフフ、自分の晴れ男能力が怖いぜと思う。 びわこ大津駅方面に出る。この奥が三井寺方面。秋の早朝の日差しは美しいですね。 京阪の小さい電車が元気に走ってるのを見るだけでワクワクしますな。乗りたい気持ちを抑えて、とりあえず昨夜に続き大津港周辺を歩いて見る事に。国内で湖にある大規模港って見たことないですから。 |