ちなみにこちらは国分町の通りです。さすがにまだ時間が早くてほとんどのお店は閉まってました。



定禅寺通から広瀬通りまで、約350mほどの一帯なんですが、かなりの密度で歓楽街が展開しており、歌舞伎町みたいな看板も複数見かけました。新宿は別格としても、都内でもこれだけの歓楽街って他に池袋と渋谷くらいしか無いのでは、という規模で、すげえな、と驚愕する。

110万人を切ってる人口しかない都市としては極めて異常という感じで、やはりここは少々特異な都市だなあ、東北の首都、という風に考えないと説明がつかないな、と思う。

ちなみに同じような特異な都市、小さな東京のような構成を持つ都市が札幌なのですが、あちらは人口で180万を超えてるので、ある程度は納得できました。一方、仙台は日本の100万都市の中では最も人口が少ないのに、これだけ骨太な都市になっている、というのが驚きでした。

ちなみに北海道はベラボーに広い代わりに人口もそこそこあり、2020年現在、都道府県別で8位の約520万人が住んでいます。
対して宮城県はその半分以下、約230万人に過ぎないのですが、周囲の山形(約110万人)、福島(約135万人)、岩手(約120万人)を合わせると、595万人で北海道をやや逆転します。
なのでその辺りの人口があり、周辺に他の大都市が無い、という条件で成立してる大都市が札幌と仙台なのかもしれぬ、と思いました。ただし広さで言ったら、四県を合計しても北海道の半分よりちょっと広い、という程度なんですけども。



そこにあった凱旋門。
ラスベガスで同じようなことやってるホテルを見て、アメリカ人は馬鹿だなあ、と思ってたのですが、そうですか、日本人もやってましたか…。

とりあえず、まだ営業時間前で、特に見るものもないので、ここからは撤収としましょう。



先ほど見た東西商店街の一つ、マーブルロードに突入。なるほど、マーブルでやんす、と思う。ついでに左の看板を見て、白松さんに何があったのか少し不安になる。



そこにあった藤崎百貨店は仙台を代表する、江戸期から続く老舗らしいです。確かに高級感が溢れており、東北の三越、松坂屋、みたいな感じでしょうか。

こういった情報も、だいたい現地に入ってみないと判らないんですよね。
ネット時代だからって何でも家にいて判ると思ったらほぼ完全に大間違いなのです。これが海外になったら、もっと落差が凄いのが普通なのですから、やはり実際に行ってみないと絶対に判らぬ、というのがこの世界なのでございます。

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