さて、今回のオマケ編はこれだよ、ペロ君。 これは松島海岸駅の前にあった建物で、まあ一等地といえば一等地だ。 「ただの民家じゃん」 いや、よく見てごらん。右下とか。 「…パトカー?なにか事件?」 いや、二階の窓の窓の間を見てごらん。 「あ、警察の紋所?派出所か」 と、私も思った。どう見てもただの民家だし、家族ごと居住してる派出所なんだろうな、と。でも帰宅後確認したら、普通の交番で、誰かが住みこんでるわけでは無かったんだよ。 「でもどうみても一般家屋だろ」 だよね。が、よく見ると、かなり良心的に見ると、無理にいろいろ見出そうとすると、微妙に小奇麗な建物ではあるんだ。 「…つまり?」 観光地にあるようなオシャレな交番を目指したんだけど、いろいろ失敗しちゃったんじゃないかなあ、と… 「ああ…」 そのためか、極めて人見知りだったしね。 「はい?」 この建物、駅から見ると普通なんだけど、ここ以外の左右と裏側には厳重とも言える金属柵が張めぐされていてよほど注意しないとい交番とは気が付かないんだ。 この向こう側は地域の幹線道路である国道45号が走ってるんだけど、そちら側からはほとんど見えない構造になっていて、車でここに乗りつけるのはグルっと駅前ロータリーに回り込むしかない。 「なんで?」 さっぱり判らん。何というか、全体的に不思議としか言いようがない建物だった。 「さいですか」 という感じで、今回はここまでだ。 |