でもって桟橋に着くと、すでに乗船が始まってました。手前から二番目、真ん中の船のようです。



これですね。意外とデカいのに驚く。遊覧観光船としては、これまで乗った中で間違いなく最大級です。



その巨大な船体ゆえに、内部は旅客機式の真ん中、左右に別れた三列シート。しかも窓側も三席あります。

いや、全くもってダメでしょう、これ(笑)。移動を目的とした旅客船じゃないんだから、真ん中に座らされた人、同じ金払って、ほとんど何も見えないで終わりますよ。なんかもう、数さえこなせばいいんだよ、客なんて豚だ、という声が聞こえて来そうな船で心底ガッカリする。いろんな意味でダメ出しが多いなあ、松島、と思う。

ちなみに船外、屋上に出るのも別料金というシステムで、昭和の田舎の観光ホテルみたいな、とにかく客から金取れればいいんだよ、という声が聞こえてきそうな船でした。二度と乗りません。そして心底ゲンナリしたので、この手の船では必ず外に出る私が、珍しく座席に座って出港となりました。トホホホ…。



それでもとりあえず出港です。まだ午前10時なので、当初は全開バリバリで逆光でした。まあ、これは仕方ない。



とにかく出港後、海岸側を振り返ると、丸みを帯びた島が二つ。船内には録音による観光案内が流れて、いろんな島の名前を教えてくれてました。確かこれは双子島だったかな。

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