振り返るとこの階段。朝からあまり疲れたくないんですが、まあ仕方ない。個人的には東京の愛宕神社の階段に匹敵する試練でした。 境内は森閑としていて、雰囲気があります。なるほど、こりゃ古い神様だと思う。 本殿は明治10年に再建されたものだとか。 今回の旅行記の最初に書いたように、幕末の戊辰戦争の時、土方歳三らが率いる幕府軍が街中に放火、市内を焼き尽くした時にこの神社も火災で失われています。宇都宮市内の主要な建物も城もこの時に消失してますから、大迷惑ではあったのです。 この宇都宮の戦いの後、幕府軍は徳川家の聖地でもある日光に向かうのですが、日光周辺の寺社が受け入れを拒否、挙句に政府軍と連絡を取られてしまっため、ここを撤退、会津に向かって本州における最終決戦を迎える事になります(ここでの敗戦後、幕府軍残党は仙台から海路函館に向かい、最後の函館戦争となる)。 境内からの眺め。高層ビルとかもあって、ほんとにここは50万都市なんだろうか、と思う。一帯はホンダの第二の本拠地ともいえる地区ですが、そこまで雇用があるとも思えませんし… 境内にあった当たり付きポップコーン自販機。他では見たことが無いものだったので撮影して置く。ついでに現地ならではの怪しい飲み物とか無いかと探してみたんですが、発見できず。まあ、首都圏のすぐ横ですから、そこまで独自色は無いのでしょう。 |