さて、ではツインリンクもてぎより撤収です。帰りのバスは、来た時と同じ人数だったのですが、一人だけ別人になっていました。…どこかで何かが起きてるのか。 バスはしばらく、見事に実った田んぼの中を走り続けます。楽しいね。 さて、帰りはJR宇都宮駅では降りず、その先の東武宇都宮駅付近にて下車。ちなみにJR宇都宮を超えて乗車していたのは私一人でした。 最初に少し触れたように、宇都宮の中心部はJRの駅周辺ではなく、そこから西に1.5qほどの位置にある東武宇都宮駅と二荒山(ふたあらやま)神社、そして宇都宮城があった一帯となります。ここがかつての奥州街道と日光街道の分岐点ですから、おそらく宿場町として古くから発展していた地区なのでしょう。JRの駅があえて街の郊外に造られているのは古い都市にはよくあるパターンですね。ちなみに栃木県庁があるのもこの地区です。 でもって一度だけ車で通過した事があったものの、改めて歩いてみると、ええええええ、都会じゃん、宇都宮、と驚く。これは面白そうなのでちょっと散歩してみますか。 まずはホテルに荷物を置きに向かうため、宇都宮の商業地区の心臓部、オリオン通りに出る。沖縄みたいな名前だな、と思いましたが三つの地区にまたがっているので、オリオンの三ツ星に例えた名前なんだそうな。 事前にGoogle のストリートビューでホテルまでの道を確かめてあったのですが、実際に歩くのは初めて。でもって、正直、これほどの規模のアーケードとは思っておらず、改めて驚く。すげえな。 宇都宮は人口は約52万人前後、政令指定都市でもありません。首都圏、そして全国区で見ても決して大きな街では無いはずなのに、この規模の商業施設が街の中心に維持されてるとは正直、驚きました。ただし周辺都市、日光、小山、さくらなどを含めると都市圏の人口は100万人を超えて来るらしいのですが、それでも大したものだと思う。 ちなみに右上に見えてるポスターは宇都宮で現在建設中の都市型鉄道(LRT)の宣伝。ただしこれ、宇都宮の中心部である西側ではなく、東側の地区を走るもの。よってこの地区はあまり関係ない気もしますが… ついでにどんな計画なのか見てみようとホームページを覗いたら、とってもオシャレで素敵なデザインながら必要な情報が全く見つからない素敵なサイトでございました。大丈夫なのかこの計画と思わなくもなくもなく… とりあえず21世紀のネット社会としては異例の努力の結果、2022年3月に開業予定なのだけは突きとめましたぜ(笑)。 ホテルの前には多目的広場のような空間が。面白そうな街だぞ、と改めて思う。 |