そこでいろんな車を後ろからアップで撮影してみましたが、どの車もリアウィングの設定は一緒で、なるほど純粋にドライバーの腕が問われるレースなのだなあ、と思う。…いや、だったらそんなにフリー走行必要なの、とも思いましたが、まあいろいろ有るんでしょね。



上の写真とは別チームの車ですが、リアウィング横の警告灯と比較する事で、ウィングを寝かせてる角度がほぼ一緒なのが判ります。まあ同じ車体で同じコースを走っている、しかも例年のデータが既にある状態ですからこうなってしまうんでしょうね。

ついでにほぼ全車の右フロントタイヤに帯が入ってるのに帰宅後、写真を見ていて気が付く。フリー走行でそこまで全車のタイヤが劣化するとは思い難いので、どこかにタイヤカスが固まって落ちていて、それが付着した?

リアウィングの左右で点灯してる赤いランプはブレーキランプではなく、常に点灯したままの警告灯のようです。雨などで暗くて視界が狭くなると、さらに車体後部中央にある大型の警告灯が点灯します。



ちなみにフロントウィングのセッティングに関しても全車同じようなものでした。



車輪の内側にあるブレーキダクトなどと比較すると、両車ともにほぼ同じ角度で設定されてるのが見て取れます。
ちなみにこの定点撮影では、ほぼ全車がきっちり同じラインで走ってくれたのでその撮影も観測も実に楽でした。これだけピッタリラインをそろえて来るプロのレーシングドライバーすげえ、と思いました。

逆に言えば、正解のラインは常に一本しかないサーキットであり、ややコース幅が狭ような印象も受けます。後で聞いた所では、実際、追い越しは厳しいコースなんだそうな。


といった感じでそろそろ帰りのバスの時間です。
この後、日本のF-3に相当するスーパーフォーミュラ ライツの第一戦があったのですが、残念ながら時間が合わず。というか、二日間ともフォーミュラライツの走行はバスの到着前、出発後だったため、全く見れませんでした…

さて、では本日は宇都宮に撤収です。とりあえず今回はここまで。

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