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忠孝復興という、妙に説教臭いというか、理屈っぽい名前の駅で降ります。
この変な名前は、忠孝路という大通りと復興路という大通りが交わる交差点に駅があるから。両者の名前の意味は日本語とほぼ同じと考えてもらって大丈夫。
この一帯は台北の銀座とでもういうべき高級店が並ぶ場所、と聞いていたので、せっかくそこを通る路線に乗ったんだから、と訪問してみたのです。
ちなみに位置的には台北駅のすぐ東で、多分、歩けます。何度も書いてますが、台北はとてもコンパクトな大都会で、西門周辺からこの忠孝復興周辺までで、主な商業施設と政府施設が回れてしまうわけです。その点はロンドンやシカゴみたいな欧米の都市に近く、東京、ソウル、香港のように街中に複数の大規模繁華街と独立した行政区がある、という都市ではありませぬ。
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駅の通路から見た文湖線。奥に雲がかかってるのは台北東部の山岳地帯。山にあれだけ雲が出るという事は結構な気温だな、と思ってたら、後ほど27度あった事が判明します。到着した日は21度でしたから、温度差デカいなあ、と思う。
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駅から直接、そごうデパートの中に入れました。
そごう、香港でもバンコクでも現地の一等地にあり良い目印になってましたが、台北でも一等地にあるんだなあ、と思う。ただしバンコクのは10年以上前に撤退済み、香港のも中身は現地企業で日本とは別会社、ここ台北も実は同様で、名前以外は日本とは縁もゆかりもない運営となっています…。そごう、アジアの異端児とでもういべき不思議な存在なのです。
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中はこんな感じ。あ、これは私には縁の無い店だ、と速攻で撤収を決意(笑)。
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外に出る。いい天気だし、少し暑い。でもって現地時間ですでに14時近い。そろそろお昼ごはんにしたいので、少し周辺を歩き回って見ますか。
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