さて、今回のオマケ編はこの中正紀念堂のロマンチック具合についてだ。
「…はい?」
では、さっそく行って見よう。
帰りは周囲にある庭園らしき場所を通過して道路に向かったのだが、途中で見かけた白ペンキで塗りたくられたロマンチックな橋。乙女心直撃を狙ったものだと思われる。
「そうかねえ」
中国によく見るタイプの太鼓橋なんだけど、普通は石造でそれなりに味があるものなのに、なんでペンキで塗っちゃうかねえ…
「さあねえ…」
お次はこれ。
「…なにこれ」
ゴミ箱だ。ちなみに可燃物と不燃物に別れてる。
「ツボじゃん」
ツボだけどね。なんか中華圏の庭園ってゴミ箱に凝るんだよなあ。蘇州とか上海でも陶器のカエルとか変なゴミ箱いろいろ見たからな。
「そういった文化圏?」
いや、よく判らないんだけど、何かが彼らを駆り立ててるんだろうな。多分。
「………」
………
「……下品?」
いや国家を代表する公園の池にあった噴水器だからなあ…。台湾的にはとても高級で上品なんじゃないか。
「…理解に苦しむな」
まあ、本人も悩んでるみたいだしね。
ちなみに正面方向から見るとこんな感じ。
庭に生ごみ捨てる穴を掘ってたら温泉が出ちゃって、嬉しいような迷惑なようなお父さん、という感じ。
まあ年端も行かない少年に小便させるヨーロッパの連中よりは良心的かね。
「いや、言ってる意味が判りません」
ちなみにリスさんも居たぞ。
「なんでリス?」
まあ、深い理由は私にも全く判らん。といった感じで今回はここまでだ。
「このリス、アボガドに乗ってない?」
あ、確かにそれっぽいな。
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