さて、今回は西門商店街の専属萌えキャラであり守護神である林黙娘(リンモニャン)さんのお話だ。
「さようでございますか」
まずは西門の地下鉄駅から街に入ってしばらくすると、このリンモニャンゲートがあり、左右の柱に古代神殿のごとく林黙娘さんの肖像画描かれてる。でもって、前回訪問時と今回の訪問時では絵が変っていた。おそらく定期的に貼り換えてるのだろうね。
「さようでございますか」
で、問題は貼り替えられたその絵だ。
「問題?」
こうだね。左は前回、およびここまでに紹介して来たのとは同じ人が描いてると思われるのだが、問題は右側の柱だ。明らかに絵が違う。
「そう?目を閉じてるとよく判らんな」
違うね。人体の立体的な把握のレベルが、失礼ながら従来の絵に比べてケタ2つぐらい上だと思っていい。同じ人間がここまで差のある絵を描く事は普通できないよ。
さらにこちらの絵では左右の作品でもっと差が付いてる。
「ああ、これはなんとなく判るな。等身が違うし」
でしょ。
こちらが従来の作品でセリフが日本語仕様のもの。でもってよく見たら下に作者の名前があった。韋宗成さんだそうで、地元、台湾の漫画家さんらしい。
でもってこちらが今回から見るようになった作風のモノ。
「あ、上手いね、確かに」
ね、立体の把握、人体のバランス、それを崩して動かしてるのに破綻してない、かなりレベルが高いモノだ。で、下の作者名を見ると、なんと渡辺明夫さんだったのよ。チョービックリ。
「日本の方?」
日本のアニメーターであり、イラストレーターの人だ。21世紀に入ってから見たアニメの数は両手の指の数以下の私でも知ってる古株のベテランの人だよ。なるほど、上手いわけだ。
「へー」
というか、どういったルートでこれ、仕事発注したんだろう、西門商店街の皆さん。ついでに昨年の沖縄における大張正己さんといい、変な所でベテランの皆さんの作品を見かけるなあ。
ちなみに夜間になると閉められる門にも林黙娘さんが登場してる。こちらは従来の絵柄だけど、これも前回から内容が変わってる。
ちなみに反対側はこんな感じ。
「深いね、台北」
深いんだよ、台北。といった感じで今回はここまでだ。
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