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私の知る限り、バンコクと並んで最もこの手の日本語書籍がよく売られているのが台北です。昔は香港もだったんですが、中国返還後はそうでも無いですね。
余談ですが、1990年代後半、アメリカ西海岸にも日本語のマンガやアニメ雑誌を扱う店が一気に誕生した時期がありました。1998年ごろ、ロサンゼルスの高層ビル群のど真ん中にある、そういった店の一件を訪問し、アメリカ人相手によく商売になりますね、と聞いたことがあります。日系三世で英語と日本語がちゃんぽんで出て来る店員さんのお返事は「いや西海岸は日本人だらけですから、その人たちが買いに来るんです」でした(笑)。
なるほどな、そんなもんだよな、と思ったもんですが、台北にはそこまで日本人は居ないはずなので、これ、現地の人が買ってるんじゃないかなあ。ちゃんと読めるかどうかは別にして。
台湾は日本と並んで高額の硬貨がある国なので、ガチャガチャ系もよく見ます。両国以外だと、日本円で100円を超えたあたりからは紙幣になるのが普通ですから(金属製の硬貨より低コストで製造できるから当然である)、ここまでガチャガチャが普及してる国は珍しいです。
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その先にあった巨大ガチャガチャコーナーの看板。カッパに達磨に鯉のぼりに富士山と日の出ですから、日本を意識してるのが判ります。まあ、表記もカタカナでガシャポンですからね。
この絵も上手いですねえ。ちなみにセリフの中にある扭蛋(ニウ ダン)というのが中国語でガシャポン、ガチャガチャの事。直訳すると回して出て来る卵、ですな。この女の子のセリフはイマイチ意味が判らんのですが、QRコードを読み取って閲覧できる数千種類のガチャポンに挑戦しよう、といった意味ですかね。
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その横にあったイラスト入りの看板。これも上手いですよね。これはこのガシャポンを管理してるお店の場所の案内看板ですな。
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その先で非常階段に出て見ると、ここも三年前のままでした(笑)。この上がゲームセンターのはずですから、ちょっと覗いてみましょう。
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