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この辺りが本堂の裏の道教廟地区。うむ、道教廟だ、という感じですが、そもそも仏教の本殿も同じような作りですから、ようするに台湾の場合、古くからの宗教施設は、こういった派手派手で真っ赤になるのね、と思う。
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ではどういった神様が祀られてるのか、と思って見て回ると、王道もいえるラインナップでした。
中華圏では大人気の商売の神様、三国志の関羽を神格化した関聖帝君、そして天、地、水をすべる神様を一体化してしまった三官大帝(三界公)など有名どころばかり。写真はその三官大帝。ちなみにこの三官大帝は道教においては玉皇上帝に次ぐ、二番目にエライ神様となっています。
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台湾の守護神、天上聖母こと媽祖様が中央にデーンと構えてるのもまさに王道ですね。ちなみに、この方は天妃の別名も持ちます。
でもって前回も述べましたが、この台湾の守護女神である媽祖様の旧名というか人間だったころの名前、林黙さんに低位の女神の尊称、娘を付けて林黙娘(りんもくにゃん)の名で萌えキャラ化したのが、例の西門地区のご当地キャラ、林黙娘さん。この人は今回のオマケ編で登場します。
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といった感じで見学は終了、本殿前に戻ります。
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