■さらば海軍壕
こちらが出口。
日差しの下に出るとほっとします。
という感じで、海軍壕の見学は終了、次の目的地に向かいましょう。
前回にも述べたように、海軍壕のある丘陵部周辺はこういったお墓がいくつも見られ、
やはりここもグスクだったんじゃないかなあ、と。
当然、戦後に再建されたものばかりですが、かなり大規模なものもあり、沖縄のお墓はスゴイな、と改めて思う。
さて、本日は昼食がまだであり、この後、成田まで飛んで自宅に帰るまで食事の機会は無さそう。
沖縄に土地勘はないので、地雷映画男にどうするか、と聞けば瀬長島に向え、と言う。
最初の航空写真で那覇空港の左下に写っていたあの島ですが、ここはイカしたリゾート地帯だと言う。
そこなら食事位できそうだ、との事なので、とりあえず車でそちらに向かう。
到着。地図を見た瞬間、あ、これは私が苦手な場所だと理解しましたが、来ちゃったものはしかたない。
とりあえず駐車場に車を停めて、商店街がある島の西に向かう。
こういった大規模リゾート開発が行われてる事から判るように、ここも元米軍の占領地でした。
1977年には返還されたとされますが、那覇空港の飛行経路の真下、
元からの住人は全員移住済み(どうも米軍が追い出したのではなく、1950年代の台風で村が壊滅したらしい)
という事で、長らく荒れ地だったのが、2012年ごろからリゾート地に変身しつつある場所らしいです。
いや、こんなところのホテルに泊まったら飛行機がうるさくてリゾートどころじゃないやろ、
と思うんですが、価値観は人それぞれですから、まあ、いいか。
ちなみにターボファンの旅客機はそこまでうるくさない、と思った人も居るでしょうが、
那覇にはターボファンとはいえ、ほとんどバイパスのないエンジン積んだF-15が居るのです。
当然、離陸時には盛大にアフターバーナーの爆音を轟かします。
が、ここはそういった面では逆に興味深い場所でした、
海沿いの駐車場から階段を上って丘の上に出ると…
(ちなみに完全に破壊されてるがここもグスクである)
那覇空港が丸見え。ちなみに南側から見てます。
那覇の場合、米軍基地の関係で必ず南から北に向って、離陸、着陸するので、
ここで眺めていると着陸する機体、そして滑走路端で離陸準備に入る機体がよく見えます。
この点では、かなり楽しい場所でした。
ちなみにこの写真、よく見ると右端に離陸待ちのF-15がいます。
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