■お菓子御殿の秘密



でもって本日最後の訪問地は、我らがロイヤルホテル正面にそびえる謎の巨大建造物…



その名も!お菓子御殿!
来たぜヘンゼル!やったよグレーテル!
後はこの中に居る魔法使いの婆さんを焼き殺せば我々の勝利だ!ドイツ万歳!

……読谷本店って何?



どうみても魔法使いのババアの本拠地なんですが、中に入ってみたらレストラン付きのお土産屋さんでした。
なんじゃこりゃ。

どうも沖縄土産でよくもらう紅イモタルトの製造元が読谷にあるこの会社で、その本店らしいです。
しかしこんなサトウキビ畑のど真ん中になんでまた…
米軍からの返還後の残波周辺の利権がらみのドロドロが頭の中に渦巻きましたが、まあいいや。

ちなみに後に2019年3月の訪問時には那覇の国際通り周辺で
掃いて捨てて発酵させるほどお菓子御殿を見ることになります。
とりあず、ここがその総本山のようです。

ついでにその時に聞いた話だと、元は読谷村の村越しとして小さなお菓子屋さんが始めたのが
紅イモタルトだそうで、その結果がサトウキビ畑の中にそびえるこの魔女の本拠地のような店なのでした。
まあ売れまくってるのでしょうから、結果的には大成功なんでしょうね。



というわけでロイアルなホテルで迎える最後の夜。

画面左上にあるラスボスが居そうな建物がお菓子御殿で、周囲は畑だから真っ暗です…
と思ってたんですが、よく見るとお菓子御殿の右横にわずかな灯火が見える。
なんだろうと後で確認したら、ここにも小さなホテルがあるのでした。

あら、夜中なのに満足に電気も付けられないなんて、どれだけ貧しいホテルなの、お可哀そうに、
とか上から目線で見下ろして居たら、どうもその逆、チョー高級なホテルだと後で知る。

アメリカ軍の基地跡に建つ、あの低層で貧乏くさい灯りの建物が高級リゾートホテルか、
と知って、なるほど、これも沖縄なんだ、と思う。



最後の夜の最後のコンサート。
本日はかなりお客さんが少なめで気の毒。もっと告知をすればいいのにと思う。
ちなみにこのお兄さんは沖縄民謡の作り方を講義してくれたので、
ご町内の沖縄民謡博士レベルの知識は身に付きました。


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