通路にはUFOキャッチャーもありました。
アメリカでもそれなりに見かけますが、これだけズラリと並ぶのは珍しい気が。
景品の一例。
アメリカ本土の公開初週収益1位（Box Office No.1）を記録した日本映画は
ポケモン（1999年）とドラゴンボール（2019年）だけのはずで、なるほど米軍でも人気なのか、と思う。
ただし機械は日本仕様そのまんまで、硬貨も100円と500円のみという表記。
ひょっとしてここに来る日本人向け？という可能性もありますが、よく判らず。
そこまで日本人は見なかったのですが…
ここで脱線。
参考までにジブリ映画の全米配収1位は、実は「借り暮らしのアリエッティ」だったりして（公開初週9位）、
アメリカ人の好みはよく判らんな、と思います。
（ただし2012年になってから、すなわちジブリ作品としてはかなり後期の公開で、
これが2年後の風立ちぬ（初週25位）の全米公開惨敗の一因になった気もする）
さらにこんなものも。
お土産なのか、基地内の子供、あるいは大きなお友達用なのか、よく判りませんが…
といった辺りが日本人でも写真撮影可、という範囲の報告になります。
この後、航空機動司令部（Air Mobility Command）、すなわち兵站と輸送、
そして空中給油などを担当する部隊が運用する基地間航空定期便の乗り場や
士官向け食堂とそれに付随してるカジノルーム、
そして滑走路付近一帯を見学させていだたきましたがそちらは写真無し。
定期便乗り場は地方の民間空港のような待合所、出発案内のモニタなどがあり、
軍の中の飛行でも、こういった運用をやってるんだとちょっと驚きました。
ちなみにほぼ毎日便はあり、主な行き先はハワイでヒッカム基地とホノルル空港行きで、
どちらかは毎日1便は出てるようです。
他にはカリフォルニアのマーチ予備基地（予備基地と言ってもバリバリに運用中だが）、
同じくカリフォルニアのトラヴィス基地行きの便などが定期的に出てるようです。
意外だったのは在日米軍基地の司令部がある横田に飛ぶ便が少ない事で、
どうも週に一便位しか無いみたいでした。
ついでに三沢に行く便も無く、その代わり海兵隊の岩国までの定期便がありました。
この辺りは微妙に謎ですが、お偉いさんは専用機で移動しちゃうので
それで十分なんでしょうかね。
士官食堂（おそらく士官倶楽部）にあったカジノはちょっとした大きさの会議室の中に
スロットマシンを並べたもの、という感じでしたが、
驚いた事に、この日そこに居たお客さんは全員、日本人のおじさん、おばさんでした。
どうも地権者関係の皆さんだったようですが、なにか意外な沖縄の一面を見た気がします。
といった感じで、かなり興味深い経験だった嘉手納基地の見学は一通り終了、
K山さんにお礼を述べて、残波岬へと撤退となります。
今回、K山さんには何から何までお世話になった上に、お土産にA&Wルートビアをケースで頂いてしまう。
4本だけ現地で飲んでしまいましたが、後は全て持ち帰りましたとも。
この場で改めてお礼申し上げます。といっても、この後、2019年3月の再訪で、さらにお世話になるのですが。
といった感じで、今回はここまで。オマケ編は一回お休みです。
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