■どんどん整備されゆく
さてそこから城内の本丸とも言える、一の郭に向いましょう。
奥に見えてるアーチ門がその入り口です。
入り口のアーチ。ここも正門側からの入り口はここでだけです。
引っ越しの時、大変だったでしょうね。
座喜味城と同じく、アーチ門の周りだけ石組みが異なり、なるほど護佐丸さんの仕事だと思う。
この大き目の四角い石を組み上げる石垣は布積み、豆腐積みですが、
周囲は普通に石を積んだだけの野面積にも見え、なるほど古そうな構造だと思う。。
一の郭内部。広いです。ちなみにここが場内で一番高い位置になります。
ここから東に向けて、二の郭、三の郭が階段状に続きます。
中には石が整然と積まれており、現在も修復作業が続いてるようでした。
一番広いここに護佐丸さんの御殿もあったと考えられ、江戸期には番所が置かれたようです。
それが明治以降、中城村の役場になっていたようですが、これでけは戦争で焼かれてしまいました。
とりあえず右手から城壁の上に登れるので、行って見ましょう。
そこから西側を見ると、例の廃墟ホテルが。スゴイ景色だなと思う。
ちなみに手前の石垣が一の郭のもので、奥の木で埋もれてしまってる辺りが南の郭。
どちらも下の断崖の上に組まれており、これ、15世紀の武器では攻めようがないでしょう。
下は岩盤だから穴も掘れそうにないし。
南東側。例の火力発電所が見えてます。
画面左中心部付近に見えてるのは太陽光発電の設備。
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