■沖縄時代の家



沖縄のオレンジ色の瓦を積み重ねた塀。
漆喰なしでこのまんまだったんですかね。



どの家にも、入口には大きな石の壁があり、これも恐らく魔物の侵入防止用のものでしょう。
私は未見ですが、鹿児島にも同じようなものがあったはず。
これも道教っぽい道具ですが、私は中国や台湾で同様のものを見たことが無いので断言は避けます。
というか、日本の屋敷にあった玄関の屏風と同源のような気もするので、意外に日本的な文化で、
薩摩経由で琉球に入ってきた?



こういった家並みが続き、ほとんどの家に入ることができます。
ただし、多くの家が明治以降、すなわち日本に取り込まれた後の建物で、
琉球王朝時代のものはほとんどありませんでした。ちょっと残念。
ちなみに左上に見えてるのはキジムナーさん。

ただし、その無念はこの日の午後の中村家住宅で全て晴らされますが。



琉球に伝わるサバニ船だと思われます。
南国の船らしく、サンゴ礁対策で喫水は浅いです。

日露戦争の日本海海戦で、バルチック艦隊発見の報に活躍したのと同じ型ですかね。


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