■南国の銅像
東の空が朱色に染まります。
こういう光景を見ると、今日からは真人間になろう、誠実に生きよう、と思うんですが、
毎回昼飯を食べるころには忘れてるのはなぜでしょうね…。
その先に何か解説板のようなものが。
見てみると、1990年10月6日に台風21号がこの岬を通過した際、
強風で50tから94tにもなる岩が転がったのが確認された記念なのだとか。
マジですか。それって最新の戦車ですら転がっちゃう重さですよ…。
よく灯台は持ちこたえたなあ。
その碑のすぐ横にこの岩があったので、おそらくこれも転がったのが確認されたんでしょうかね。
ただし解説文がやや不明瞭で、風だけで押されたのか、風と海からの波で押されたのかは不明。
とりあえず台風の日に残波岬には来ないようにしようと思いました。
そこから灯台方向を振り返る。いい感じです。
その先にあった、お巡りさんあいつです、の像。
何者、と思って解説を見ると、琉球王朝時代、
初めて中国への朝献に行ったのはこの読谷村出身の泰期(たいき)さんだったので、
それを記念して建てられたものなんだとか。
まあ、そこまでは判るのですが、なぜか「国際ビジネス感覚」を持つ商売の神様です、
と石板で唐突に宣言されいて、そこら辺りの論理の飛躍にややついて行けず…
北のクラークさんを意識した造形なんだと思いますが、
どうも「先生、田中君がやりました」というポーズにしか見えず、
私、とても困りましてよ。
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