■行くぜタージマハル
さて、いよいよインド最終日。
ちなみにJALのデリー便は格安航空券みたいな時刻表で飛んでおり、
この日の夜に出て、翌日の朝に日本に着く、という便しかありませぬ。
なので5日の休暇では4日目の夜に現地を離脱、5日目の朝に日本帰国しか手がありません。
よって、本日夕方には空港に向かう必要があり。
そういった無茶なスケジュールのため、今回の旅行はあくまでデリー地区周辺だけの観光のつもりだったんですが、
kobikky
さんが車でなら、あのタージマハルのあるアーグラまで日帰りできますよ、
と案内してくれる事になり、それに甘えさせていただく事に。
一生に一度くらいは見て置くべきだと思われるものですから、これはありがたかったです。
余談ですが、このホテルのフロントには各国の現在時刻を示す時計があるんですが、
これが微妙に狂っていて(笑)、インドとドイツの時差がほぼ12間だったり、
日本との時差が3時間25分と中途半端だったりと、最初見た時、妙に気になりました。
まあ、一種の装飾であり、正確性は求めて無いんでしょうが…
ついでに帰国後確認したら、ロンドンとの時差も30分近く狂ってるな、これ。
デリー地区とその南東のアーグラ、インドの地図で見るとすぐ近所に見えますが、それはインドが巨大だからで、
実際はは180q近い距離があります。
デリーからだと鉄道で行けるのですが、これは東京〜長野、大阪〜福井にほぼ等しい距離で、
現地ではまともな交通手段が無い上、インドのお粗末な鉄道事情を考えると、通常は一泊しないと厳しいでしょう。
なので今回、車でお願いすることになったわけです。
とはいえ、念のため朝早くに出ましょう、という事でホテルにて5時待ち合わせに。
遊びで来てる私は平気ですが、kobikkyさんはかなり大変だったと思われ、
ホントにもう、いろいろお世話になりました…
ちなみに写真はホテルのロビーに飾ってあった花を浮かしたガラスの鉢。
なんかオシャレですが、これを眺めてると、どこからともなくフロントの人が出て来て、
こんな時間に出かけるのか、どこに行くんだ、と聞いて来る。
なんか監視されてるなあ、と思いつつ、もうチェックアウトするアルヨ、今日はアーグラまで行くアルヨ、
と答えると、そうか、ではここにサインを、とまた例の分厚い宿帳を出してきて、サインを求められる。
まあ、なかなか斬新な経験ではありました、インドのホテル…。
という感じで、アーグラ到着。
車で約2時間半でしたが、おそらく朝早くに出て渋滞を避けれたから、
とう面が大きかったと思われます。
でもってタージマハルからちょっと離れた場所までしか車で入れず、
その先はこの乗り合い電気自動車で移動となります。
以前は写真の左手、この駐車場にある建物で入場券を売っていたそうなんですが、
現在はタージマハルの入り口すぐ横に売り場は移動してしまっていました。
でもってここで日本語話すインド人が、ガイドは要らないか、
ガイドが無いとダメだよ、とかなりしつこく付きまとってくる。
海外で日本語話すヤツをみたら要注意の典型的な人物で、
kobikkyさんが、もう何度も来てるから必要ないよ、と答えても、なかなか離れない。
久しぶりに見たな、こういう観光地、と思うも、そのガイドさんも周りで見てるインド人も
どこかダメもとで面白がってる風もあり、変な国だなあ、と思ったり。
ちなみに実際は別にガイドが居なくても入場できますし、
中には英語の案内板もあるので問題ありませんでした。
こういうの見るとインド、どれだけ経済的に発展してても、まだまだ途上国なんだよなあ、と思ったり。
ある程度の人数が集まると出発です。
ちなみにこの往還電動カートは基本無料のようですが、帰りはタージマハルの入場券を見せる必要がありました。
まあ、正直、歩ける距離ではありますので、面倒なら歩いちゃうのも手かと。
すぐにタージマハル入り口に到着。
そしてここ動物天国でありました。
まずはまだ寝ていた野良犬。
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