ちなみに四つのミナールなどは遠目にも継ぎ目がはっきり見え、
20世紀のソ連ジェット機みたいだと思ってしまう所ですが、
実はこれ単なる隙間では無く、れっきとした装飾で、ご覧のように
継ぎ目にビッチりと黒い石を埋め込んでるのです。
いや、ほんとにこれ、パラノイアの仕事としか言いようがないな…
正面から入り口方向を振り返る。
絵になりますねえ…
ちなみに手前の床も、あの形に一つ一つ石を切り出して敷き詰めたもの。
いやはや。
本殿の横には同じ形の建物が左右対称に建てられていて、こちらは向って左の礼拝所、マスジッドです。
ただし最初に書いたようにここは全体が真南に向いてるので、この建物、メッカの方を向いてません。
例の礼拝の壁がどこにあるのか外からでは確認できませんでしたが、わざわざ内部に斜めに造ってるんでしょうかね。
あるいは細かい事は考えないで、とりあえず西側、という形なのか。
ついでに水抜きの排水溝の穴ですらこのオシャレさん。
いや、もうこんな建物よく建てたな、ホントに。
振り返るとミナレットが逆光でカッコいい状態になってました。
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