■いろんなものがある朝



ほとんどバラック、というかスラムっぽい感じの家並みの中の商店。
まあ、上海でもこういうの見ましたから、アジア的ではあります。
当然、道路は未舗装。



ちなみに舗装されてる道はアスファルトではなくコンクリートで、
雨季のあるこの地域では滑るんじゃないかなあ。
ついでに排水溝、ドブを下に埋めてしまってるのですが、ところどころ罠のように
こういった感じに口を開けており、下を見て歩かないと危ないです。



普通の家の前っぽい場所で展開していた焼き物屋さん。
こういった素焼きっぽいツボとか今でも現役なのか、
さすがに今では一種の装飾品なのか、私には判断がつきませぬ。

例によって値段表示は一切ないので要交渉なんでしょうね。



…んんん、良く見れば布袋様がいる?
インドにも居るのか。なんでも受け入れちゃうヒンズーだったらありえるかなあ。

ちなみに以前にも書きましたが、布袋様、中国では弥勒菩薩になります。
日本や朝鮮半島では、あの神経質そうなオバサンみたいな像になってるあの菩薩です。
これは中国では布袋様は弥勒菩薩の化身という信仰があるためで、
元々は布袋様=弥勒菩薩だったんですが、
どうも清の時代以降は、単に弥勒菩薩とされる事の方が多くなったようです。
ただしこの辺り、地方によっては布袋のまま信仰されてる、という話もあり、
(道教では布袋のまま説あり)
この辺りは中国全土共通の現象ではない可能性があります。
私が見て来た限りではとりあえず少なくとも南部、上海から蘇州の仏教寺院では弥勒菩薩扱いでした。


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