■複座のスピット
さて、今回のオマケ編は航空機ネタなので、
ペロ君は興味ないだろうから、寝てていいよ。
「グー…」
速いな。
さて、今回のお題はこれだ。
これを知ってる人はスピットファイア原理主義者と言っていい、複座型スピットファイア T
Mk.IX(9)。
Tの文字の通り、練習機型の複座スピットファイアなんですが、イギリス空軍では不採用に終わり、
困ったスーパーマリン社が当時独立したばかりで右も左もよく判らないインド空軍に売りつけてしまったもの。
半ば詐欺のような感じがしなくもない機体です…
10機しか生産されてないスピットファイアの中でも珍機中の珍機で初めて写真を見ました。
何気ない展示ですが、これも貴重なものです。
ちなみに機体の変なラウンデルは、チャクラ ラウンデル(正式にはAshoka
Chakra)と呼ばれている、
インド空軍がごく短期間使用していた国籍マークです。
ちなみにこの後、海外に大量に流出したスピットファイアのため、
こういった練習機型の人気が出てしまい、改めてTR.9という名前が与えられて
既存のMk.IX(9)から10機前後が改造され、アイルランド、オランダなどに売られてます。
こちらは一部が現存しており、今でも見ることができますが、一応、別の機体となります。
といった感じで今回のオマケ編はここまで。
ペロ君、次回までには目を覚ませよ。
「グー」
では今回はここまで。
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