さてペロ君、インドは街中でも野生動物だらけだった、というのはすで書いた。
「らしいね」
では、そんな野生に囲まれた人々が造る動物の造形はどうなのか？
「はい？」
国内にトラも居ればライオンもゾウも居る国の動物造形はどうなっておるのか。
「おるのか、と言われてもねえ」
こうなっているんだよ、ペロ君。
「………」
…………
「ライオン？」
ライオンだね。
「いい味出してる？」
そういった見方も可能だが、パンチパーマに失敗して荒れてる40代のチンピラの生まれ変わり、
といったように見えなく無くもない。
「…だいたいこんな感じなの？」
そこら辺りは千差万別であった。
こんな感じに。
「メスも居るんだ」
居たんだよ。
「造形的には悪くないじゃん」
でも目が死んでる。
「まあねえ…」
そしてゾウはこうなる。
「これはこれでアリなんじゃない」
まあね、センスは悪くない。
でもここ、宗教施設だぜ。奥には謎の六芒星まで見えてるし。
「まあねえ…」
といった感じで今回はここまでだ。
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