■さあ南アジアへ
その後、しばらく飛んで中国本土を抜けると、今度はなんとインパール上空を通過。
…JALは私に何を見せようとしてるのだろう、と思う…。
手前がミャンマー(ビルマ)なので、てっきり今ではバングラディシュの一部だと思ってたんですが、
インパールの辺りはインド領なんですね。
ちなみにこのすぐ北西が紅茶で有名なアッサムです。
日本陸軍がかつてインパール目指してビルマ側から進撃した事があるんですが、
あれは紅茶の産地でも抑えにいったんでしょうか。
上空から見たインパール周辺は地溝帯のような低山地帯でした。
その先で、添乗員さんが、エベレストが少し見えますよ、と教えてくれたのですが、さすがにこれでは全く見えず。
ちなみに後でkobikkyさんに聞いたら、何度も往復してるkobikkyさんでもまともに見た事はないそうな。
ついでにインドの東から進入するのはヒマラヤ越えを避ける定番ルートで、
第二次大戦中にアメリカ軍がやってた中国向けの峠越え飛行、The
hump作戦でも使われた航路です。
もっともあれの飛行ルートはもう少し北ですけどね。
間もなく着陸です、との機内放送があった後、西日が機内に差し込む。
例の暗くできる窓と、そうでない窓で色が違うのがちょっと面白い。
さあいよいよデリー着陸だと思って画面を見てたら、いきなり機体が180度反転する。
ええええええ、やはり狂ったかJALと思ったんですが、
高度調整の旋回にもGPSがキチンと反応した結果でした。
すごい時代になったなあ、と思う。
ちなみにデリーの南西に見えてるグルガオン周辺は
日系の自動車産業が進出していて日本人が多い地域らしいです。
今回、声をかけていただいたkobikkyさん在住の地でもあります。
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