■北大におけるクラーク先生の取り扱いについて
というわけで、ペロ君、今回のオマケコーナーはこれだ。
「いや、例によってこれだと言われてもね…」
博物館の入り口に置かれてた募金箱なんだよ、これ。
「博物館の建物の形をしてる?」
あくまで箱の形にしてしまったので、かなり小さくなってるんだけどね。
「まあちょっと変わってるといえば変わってるけど、これが何?」
いや、これ単なる募金箱じゃな無いんだ。
21世紀のハイテクが無駄に積み込まれた日本最強の募金箱なんだよ。
「はい?」
まず、お金を投入すると…
窓の電気がついて、博物館の中にいろんな恐竜がいるのが見える。
ちなみに雷鳴のような効果音も入ってる。
「あ、なんか楽しいね、これ」
いや、これだけじゃないんだ。
しばらくすると、電気と音が消えて、これで終わりかな、と思ったら…
いきなり入り口の電気が点いて、ミスター クラークの登場だ。
「はい?」
でもって効果音と共に何かを早口で言うと、パっと灯りは消えてしまうのさ。
おそらくBoys be
ambitious
と言ってたんじゃないかなあ。
後ろに見えてるのは、募金されたお金で、その前でポーズ取ってるミスター クラーク、という構図になる。
「すげえな」
すごいだろ、北海道大学博物館。
私が見て来た世界中の博物館の募金箱の中でも間違いなく最高峰だった。
このクラーク像、北大のじゃなくて羊ヶ丘のじゃん、とか、
どう見てもクラーク博士身長2m50くらいあるぜ、とか全く気にならんくらいだ。
「すげえな」
しかも全く知らなかったので、最初の100円は見るだけで終わってしまい、
撮影のためにもう100円投入するハメになった。
そういった意味でもよくできてると言わざるを得まい。
「たった200円しか入れなかったんだ」
その点はすみません。
といった感じで、今回はここまでだ。
恐らく、次回でこの札幌旅行記も最終回…のはず。
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