■札幌で地下に入るのだ
途中で途切れて、また札幌駅周辺で復活する地下商店街もかなりの規模で、
やはり札幌はすごい都会なのだと思いました。
わずか人口500万人代の地方自治体の首府としてこれだけの都市が維持できるのだ、
というのは何度考えても驚きで、独立型の二百万都市の特殊性をしみじみ感じました。
東京の首都機能を移転するのに、一番向いてるのは、実はこの街じゃないかと個人的には思います。
地下街からは周辺の商業施設にも直結してるんですが、階段のある場所が多く、
なんか設計ミスのような気がしなくもなく…
これが先ほど案内があったオーロラタウン商店街の分岐点。
こちらは東西に走る地下街ですが、地下道部分だけを含めるとこれまた1qを超える距離があり、
札幌は地下に生きる街なのかもなあ、積雪地帯の都市構造はこうなるのか、と思う。
ちなみに、このオーロラタウンは後ほど、最後の最後に訪れる事になります。
ただし途中で商店街が終わってしまうと、意外につまらないので、地上に出てしまう事にする。
一番奥に見えてる大きなビルが札幌駅。
地上に出ると大通り、その下には地下街、という構造は名古屋と似ていますが、
名古屋の地下街が細かく分断されてるのに対して、こちらは全て繋がってるのが特徴でしょうか。
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