■新たなるラーメンへ



来た電車は満員でした。
まあ3連休の真ん中の日曜日ですからね。
ちなみに半数近くが中国系の観光客の人たちでして、
やはり東京、京都に次ぐ国際観光都市のような気がします、札幌。



ちなみに今回も旧型車両。いい感じなので、100年はこれで走り続けてほしいなあ、と思う。



で、すすきの駅から例のニッカウィスキーの看板ビルの裏に回ると、ありました。
あれ、意外に地味だな、という感じです。



お店も少ないように見えましたが、数えた範囲では17軒あったので、実はそこそこありました。
ただしどの店も5〜7人も入ればいっぱい、という感じで狭いです。



あっさり反対側に出る。あ、これでお終いなのか、という感じではあります。
ちなみにこちらは“元祖”さっぽラーメン横丁らしいです。

現地にあった解説板によると、1951年(昭和26年)に七軒のラーメン屋が集まり
公楽ラーメン名店街というのが狸小路の南西の外れあたり造られたのが源流なんだそうな。
(現在の場所とは全く別の場所)
これが1969年(昭和44年)札幌オリンピックの為の市街整備で取り壊され、
その後、現在の場所に1971年(昭和46年)に移転、現在に至るのだとか。

ついでにその案内によると味噌ラーメンは戦後の1961年(昭和.36年)に
札幌のラーメン屋「味の三平」が始めたもので、後に1964年(昭和39年)、
「熊さん」という別の店が、東京、大阪の北海道物産展で、これを紹介、
一気に全国に広がったんだそうな。
ちなみにそのラーメン屋の「熊さん」は北海道だから熊なのではなく、
オーナ―店長が大熊さんだからなんだとか…
うーん、意外なオチ。


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