■21世紀の石碑



でもって写真のような描写の石碑が多いのに驚く。
右下には部隊の活動した地域の地図まで入ってます。
フィルムとかではなく、石に直接刻まれてますので、レーザーで焼き込んでるのかなあ。
なんか無駄にハイテク、という気もしますが…。



これなんて、ちょっとした資料として使えるくらい、精密な地図と作戦地区の解説が入ってました。

やがてここが遺跡になって、数千年後にこの石碑が発掘された場合、
議論の余地がないくらい、正確な情報が刻まれているわけで、
数千年後の考古学者は楽だなあ、と思ったりしました。



形に凝ったものも多く、これは個人の認識票、ドッグタグですね。
ちなみにここの公園の記念碑、ただの記念碑と思ったら大間違いで、
それぞれの部隊史、活動エリアの解説など、下手な資料よりはるかに濃厚な情報量を持ちます。
この辺りはアーリントン墓地の部隊記念碑と同じような性格のものでした。
今回も、いろいろ勉強させてもらっております。



そこから展示ハンガーを振り返る。
左下のトラックから、その巨大さを痛感してください。
ちなみに左から第二ハンガー、第三ハンガー、そして昨年できたばかりの第四ハンガーです。
すでに説明したように、10年近い時間を隔ててそれぞれ建てられてますから、
よく見ると、それぞれ微妙に違うのが判るかと。



公園の中央付近にあるモニュメントでは、F-22が編隊飛行してました。
モニュメントの設立時期の問題もあるんですが、それでもやはりアメリカの最強戦力はこれなんだろな、と思ったり。

この頃から天候は晴れて来たのですが、間もなく開館なのでとりあえず入り口に向かいましょうか。

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