■日本関係とか
こちらは日本海軍のものと思われる航法用計算尺。
陸軍が長距離飛行用の計算尺を使ってたとは思えないので、海軍のものでしょう。
ちなみに連合軍のは木かプラスチック製が多いので、金属製であるのに驚いてる解説が付いてます。
製造年月日の部分がなぜか空白のままなので、何時頃のモノかはよく判りませんが、
航法計算盤三型とあるので、太平洋戦争初期から島津製作所が造ってたやつでしょう…
と思ったら、銘板には測機社との名が。
となると別物なのか、同じものを複数の会社で造ってたのか、どっちだかはよく判らず。
というか、こっちは裏面なのですけど…
風速、計器速度、計器高度などを入力するとより正確な修正値が求められ、
さらに表面の指示盤によって現在の進路から風でどれだけ流されてるのか、
などが判るようになっていた計算尺…のはずです(手抜き)。
ゼロ戦などで使われていた98式照準器。
ずいぶんと小さいなあ、というのが第一印象となります。
ちなみにこっちが後ろ側なので、なぜか前後ひっくり返しての展示になってます。
手前の照星は非常用で、ガラス板へのレティクル(照準環)の照射装置が壊れた時使うものですから、
普段は横に倒してあります。
といった感じで、ざっと取りこぼし分も見学終了、いよいよ閉館するで、
という館内放送も聞こえてますから、徹底するとしましょうか。
午後5時ギリギリで退館。
あれ、朝はあれほど快晴だったのに、どんよりしてしまってますね。
ちなみに最後まで粘ってた人は意外に多く、駐車場はちょっとしたラッシュ状態でした。
ペーパードライバーの上、異国の人の私は、しばらく落ち着くまで待つか、と車に乗ってボーっとしていたのですが…
いきなりの夕立ち、しかも日本の首都圏なんかじゃ見られない勢いのモノが来る。
ええええええええ、ただでさえ運転したくないのに、この天気ですか。
夏とは言え、タイや香港で食らったようなスゴイ夕立ちで、北緯39度(ほぼ盛岡に等しい)の土地で、
こんな熱帯のような雨が降るのか、と驚く。内陸部だからかなあ、と思うもよく判らず。
しかもこの雨、なかなか止みそうにない。仕方ない、とりあえず走りだしますか。
ホテルは博物館から北なんですが、同じくらいの距離を南下したところにもう一軒、タコベルルがあるのを
昨晩、確認していたので、そちらに向かってみる。
まあ、これも普通にタコベルで、普通にあまりお金持ちではない感じのお客さんが来てました。
ついでに店員さんのほとんどが黒人さんでちょっと驚く。
ひょっとしてこの周辺はそういった地区なの?と思うも、お客さんはほとんど白人でよく判らず。
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