■アメリカン アドヴァタイジング
ちなみに席に座ってサンドウィッチが来るのを待っていたら、突然、目の前に黒いバンが停まり、
中からいわゆる“ベイブ”系のお姉さんが二人、降りて来る。
ええ?何事?と思ったら、突然、エナジードリンクの試供品を配り始めました。
受け取ったお客さんと一緒にスマホで撮影してたりして、ああ、こういう広告展開もあるんだ、と驚く。
日本の駅前でティッシュ配ってるような文化とはまるで違うのでした。
ただし、あからさまに男性相手を意識したもので、賛否はありそうな…と考えて居たら、
黒人のおばあちゃんがツカツカと歩み寄って、一本貰って立ち去って行きました。
強いな、アメリカの女性。
待つこと数分、ようやくサンドウィッチが来る。
カプリーゼ風 パニーニでございます。
要するにチーズ入りサラダの入ったパニーニ、薄くてサクサクしたパンで作ったサンドイッチです。
…そういや、日本でパニーニってあまり見ないような。美味しいんですけどね。
ただし、こちらもなかなかよろしいお値段で、8.96ドル。
約990円で、サンドイッチで8ドルを超える値段を取られたのは生まれて初めての体験でした。
帝国ホテルのルームサービスかよ、という感じのお値段で、
ジュースと合わせると税込み14.36ドル、約1600円…。
サンドイッチとジュースに払う金額ではないでしょう、これ。
この国の連中は狂ってるに違いない、と思ったんですが、
この後、デイトンに移動すると、アメリカの地方都市は相変わらずで、
シカゴという街の物価が異常だったのだ、と知る。
まあ、ワシントンDCもひどかったので、どうもアメリカの都市部の物価は異常ですね…
ちなみにサンドウィッチの右端がネズミがかじった様になってるのは、
私が一口食べてしまった後から撮影したからで、店の責任ではありませぬ…。
サンドイッチを食べてる途中にベイブ系のお姉さん、バンに乗って立ち去ってしまいました。
ありゃ、後で1本貰おうか、と思ってたんですがね、残念。
さて、心臓に悪いお値段の朝食も済んだので、再び湖岸を目指します。
晴れた朝に東に向えばいいだけなので、朝日に向かって歩くだけ。
なんかカッコいいじゃん。
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